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【夏の風物詩】流しそうめんを雨どい使って家の中でやってみた!

夏と言えば・・・

青い空。白い雲。青い海。白いそうめん。青い竹・・・。

そう、夏と言えば流しそうめんです。

テレビで見たことはあるし、興味はあるけれど、どうも準備が大変そうなイメージが強いですよね。やってみたいけどやったことがない方、多いのではないでしょうか?

実は私もそうでしたが、今年の夏、はじめて流しそうめんをしました。竹を使わず、家の中でトライ!

簡単に準備が出来てとても楽しかったため、皆さんにもこのワクワクを体験してもらいたく思い、この記事を書いています。

というわけで、自宅の室内で出来る簡単で挑戦しやすい流しそうめんをレポートします!

流しそうめんの難易度を高く感じる理由

流しそうめんと言えば青竹を使う方法が定番です。

流しそうめんをすることが決まった際に、旦那さんに即効で「いいでしょー!」と自慢したのですが、彼は若かりし頃にボーイスカウトで流しそうめんをやった事がある経験者らしく、いかに大変かを教わりました・・・。

竹を使った本格的な流しそうめんに挑戦したいあなた。

悪いことは言いません。まずは以下の準備工程を見てみてください。

竹の調達方法がわからない

竹って、どこで購入できるのか不明瞭ですよね。

知り合いが竹林を持っているといった特殊事情がない限り、竹の入手は一般的ではないかと・・・

調べてみたところ、ネットで購入することができそうです。

また、場所によってはホームセンターで取り扱いがあるようですが思い立った時にあるかどうかは運任せ。

竹を流し台にするまでの準備が大変

竹を調達できたとしても、そのまま使えるわけではありません。

以下の手順を踏んで、竹を整えてゆく必要があります。結構大変そう(> <)

まずは土台となる竹について。

  1. 半分に切る前の竹を、同じ長さに3本×数セット分カットします。
    こちらは土台となるため、1セットに使う3本は同じ長さがベストです。
    傾斜は束ねる位置で調整出来るため、全て同じ高さ(70cmくらい)にそろえてカットしましょう。
  2. 1セットの3本を紐で束ねます。
    傾斜の高い場所は上から10cmほどの位置を紐で結び、低い位置は結び目を下の方にずらします。
    紐で結んだ竹を三脚のような形に開き、流す用の竹を支える土台を作ります。

うーん、もうこのあたりで気持ちが折れる…

続いて流す方の竹です。

  1. 竹を縦に割り、半円にします。
    ナタを使うと簡単に割れるそうです。
  2. 半分に割れた竹の「節」を取り除きます。金槌で力を加えると大部分が取れます。
    節の一部が残っているとそうめんが引っかかってしまい、キレイに流れません。
    残った部分をナイフ等で削り、やすりをかけて滑らかにします。

これで準備はOKです。

って、言葉でいうのは簡単!!!

実際にやると1~2時間ふっとびます。

竹の保存が激ムズ問題

流しそうめん用の竹は、このように頑張って用意することが明らか!であれば事前に準備しておきたいと考えるのが一般的ですよね。

しかし!そう簡単にはいきません・・・

竹はカビ生えやすいのです。

事前に準備する場合は、上記の準備工程を終えた後、天日干しによって水分を除去し、無水アルコール等で表面を消毒するといった一手間(二手間?)が欠かせないのです。

めんどくさすぎるし頑張ったのに使うときにカビ生えてたら泣ける!!!

どこでやるんだ!?場所がない問題

さて、ごっつい青竹を使って、どこで流しそうめんをしましょうか・・・?

皆さんお気づきの通り、竹は重さがあるため足場をガッチリ組み立てる必要があります。

お庭のあるおうちであれば家の外で設置可能かと思いますが、そうでない方は場所を探さなければなりません。

家の中でも出来ないことはなさそうですが…豪邸なら…床の傷つきも不安。

自宅のお庭以外の屋外で行う場合、河原などの流しそうめん場所まで大道具を運ぶ必要があるのでそれも一苦労。

他の手段で流しそうめんを楽しめないか?

ここまでの結論は「竹の準備が面倒くさい」ということです。

風流ですし、「夏の風物詩と言えばこれだ!」感は抜群ですが、こんなにハードルが高いと尻込みしちゃいますよね・・・

みんな考えることは一緒です。簡単に楽しみたいという話です。

というわけでわたしたちは気軽にできる流しそうめん方法をリサーチしはじめました。

ネットで検索すると、「雨どい」を使った流しそうめんの話題が目に入ります。

雨どいってなに?

樋(とい)とは、屋根面を流れる雨水を集め地上あるいは下水に導くための装置、設備。建築では特に雨水などの液体を運ぶのに用いる雨どい・雨といのことをいう。「とゆ」「とよ」ともいう。 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%8B_(%E5%BB%BA%E7%AF%89)

雨どいとは、屋根の下に着いている半円状の筒のこと。
つるっとさっぱりした半円状の筒なので、竹の準備における「縦半分にカット」「節取り」「やすりをかける」という3つの大変ポイントをクリアした状態で購入可能です。

雨どいはどこでゲットできるのか?

ホームセンターで購入可能です。ホームセンターのウェブサイトなど、インターネットでも販売されています。入手のハードルはとても低いです!

お値段は1.8メートルの長さで1,000~1,500円。
白、黒、こげ茶、色の展開も種類があります。

流しそうめんまでに準備をすることは?

購入した雨どいを食器用洗剤で洗っておきましょう。

長さがあるため、お風呂場で洗うことをおすすめします。

実際にやってみました

8月某日、会社で知り合った友人のおうちで雨どい流しそうめんパーティを決行しました。

その時の様子を紹介します。

必要なもの

雨どい流しそうめんに必要な材料・道具はこちらです。

  • 雨どい
  • バケツ
  • ざる(バケツに乗る大きさ)
  • タオル(念のため)
  • お水用ボトル+お水
  • そうめん
  • めんつゆ
  • 薬味

セッティング

このように高さのあるテーブルなどを上流の支えとし、ザル+バケツを下流の支えとして設置します。

雨どいは軽いため、こんなさっぱりした乗せ方でも全く不安定になりませんでした。

テーブルの状態はこんな感じです。

タオルを敷くことで半円状の雨どいを包み込む効果 があり、テーブルの接地面が安定しました。

ちなみにザル+バケツはこんな感じです。

バケツではなく植物の鉢を入れるカバーを使いました。かわいらしい。

その上に、取り損なったそうめんをキャッチするザルをスタンバイ。

竹の色合いが風流な雰囲気を演出してくれることは間違いありませんが、こげ茶の雨どいと黄色のバケツでオシャレな流しそうめん台の完成です。

お水を入れるボトルがなかったため、空いた瓶を活用しました。

屋内流しそうめんのポイント!
バケツより容量の少ないボトルを使用することで、お水が溢れる事を防げます。

設置班と茹でる班に分かれて準備し、おそうめんも準備バッチリです!

薬味とめんつゆを器にいれて、各自スタンバイします。

いよいよ流しそうめんに挑戦!

見てください!このスピード感のある写真を!

雨どいの上をそうめんが駆け抜けてゆきます!

今回の設置方法はテーブルの高さがあり、傾斜が強く出たため、そうめんのスピードもそれなりに早かったです。

「掴めない!」「キャー!」

という、いかにも流しそうめんしてます感が出て、みんなとわいわい騒ぎながら食べられてとっても楽しかったです!!

まとめ

雨どいを使うことでおうちの中でも流しそうめんを楽しむことが出来ました。

準備も簡単ですし、場所も1.0m×1.5mほどのスペースがあれば5人くらいで楽しめます。

今回は大人しか居なかったこともあり、水がこぼれることもありませんでした。片付けも簡単で、本当に手軽に楽しめたので大満足です。

ちなみに雨どいの処分は、粗大ゴミ扱いになるようです。

私たちは「また来年もやろうね」と言って、招待してくださった方の家に置かせていただきました。

※2017年5月追記※
2015年のデビュー後、2016年も同様に行いました!
2017年も実行したいと考えております。友達の家での企画だけど、やる気満々。笑

もう夏の終わりが近付いてきた雰囲気もありますが、まだ夏らしいことをしていない方、まだ夏が終わって欲しくない方、ぜひお手軽流しそうめんをお試しあれ♪

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