先日、友人と一緒にキャンドルサシェを作りました。
色とりどりのドライフラワー、お部屋に広がるアロマのいい香り…
素敵な女子っぽい遊びを見つけたので、皆さんにご紹介します。
Contents
キャンドルサシェとは?
溶かしてアロマオイルを混ぜた蝋を型に流し、葉っぱやお花をデコレーションして固めたもので、超!超!オシャレな見た目の可愛さが売りのサシェ。
アロマワックスバーとも言うようです。
まとめサイトもちらほら。やっぱりこういうオシャレなライフスタイルを楽しむ的な要素のまとめは、キナリノが一番心躍ります。
キナリノ 火を使わない香るキャンドル♪「アロマワックスバー」の作り方
イタリア フィレンツェに佇む世界最古の薬局と言われる「サンタ・マリア・ノヴェッラ」が販売しているルームアロマがルーツなんですかね?
テレビやネットで初めて見たとき、白い蝋の中に埋め込まれた鮮やかな植物の姿が、美しくて少し切なくて、心が震えたことを良く覚えています。
サンタ・マリア・ノヴェッラ公式HP
unico等で店頭販売されているキャンドルサシェを見ましたが、既製品は結構リッチなお値段します。
ピンキリだけどオレンジ乗ってるオシャレなやつは1個3000円くらい。
プレゼント用であれば、特別感があって良いかなと思いましたが、自分用には気軽に手を出せないかなぁ…
香りも恒久ではないため、お気に入りの香り・綺麗なデザインであっても、それは一時の楽しみ。
うーん… ますます、買うにはちょっともったいない! ←貧乏性
という訳で、作ることにしました。
材料
結構いろんなアイテムを使いますが、ドライフラワーやリボンはそのまま見た目の仕上がりに効いてくるので、揃えるのも楽しいです。
①パラフィンやソイワックス
②蜜蝋
③アロマオイル
④飾り(ドライフラワー等)
⑤ストロー
⑥紙コップや小さなパウンドケーキの紙型
⑦リボンや麻ひも
⑧小さなお鍋
⑨お玉
順番にご説明します(^^)/
①②ベースとなる蝋
香りを閉じ込めることや強度(しなやかさ)を意識すると、パラフィンやソイワックスやミツロウを数種類ブレンド して使うのがベストみたいです。
しかし、それぞれ単品で買う場合、ブレンドする比率を考えたり、購入時に量の融通が利かないところが難点だと感じました。。。
探せばあるもんですね。わたしたちは、キャンドル材料専門店の通販サイトで、キャンドルサシェ用にあらかじめブレンドされた蝋の塊を購入しました。
良いものを見つけられてラッキー。安くて丁度よい量だったので、次の機会も利用したいと思います。
参考にリンク張っておきます。
キャンドル材料卸販売キナリ アロマワックスサシェ専用ワックスkinariオ リジナルブレンド 220g(400円)
③香りづけ
アロマオイルであれば、お好みのアイテムで大丈夫です。
無印のディヒューザー用に持っているアロマオイルと、先述の蝋を購入した際に合わせて入手したローズのキャンドル用アロマオイルを使いました。
④装飾品

ベランダガーデニングに力を入れている友人が色々なドライフラワーを用意してくれていたので、とても充実した素材が集まりました。
手作りのミニバラやミモザのドライフラワー、パンジーの押し花等、色とりどりでテンションが上がります。
フルーツも可愛くておすすめですが、上手に乾燥させないとカビが生えるので注意…!
今回は、手作りのアイテムと合わせて、先ほどご紹介したサイトで購入したカスミソウや千日紅も使用しました。
⑤穴あけ用ストロー
キャンドルサシェにリボン等を通す場合、穴あけ用に使います。
普通のストローで大丈夫ですが、あまりに細いと紐が通しづらいかも…?
コンビニで1リットルの紙パックを買うと貰えるストローのサイズが丁度よいと思います。
⑥型
最初は気軽にトライできる使い捨ての紙素材で出来た型が良いです。
紙コップを使うと、小ぶりな丸型に仕上がります。
東急ハンズや製菓材料店で購入できる紙でできた小さめのパウンドケーキ型は、サイズがある程度大きくなるため、デザインする楽しみが広がっておすすめです。
⑦リボンや紐
完成品をクローゼットに吊るしたり、あとは可愛い色合いでデザイン性を更に高めたり、お好みであしらうのも可愛い仕上がりになります。
⑧⑨道具
蝋を溶かしたり型に入れるために、 小さなお鍋とお玉が必要です。
これらは、百均でも購入できます。
使用後に蝋を完全に取り除くことは困難なので、キャンドル溶かす専用にしてください。
材料がそろったら、いよいよ作り始めましょう♪
デザインを考えましょう
飾りを型に並べながらデザインを決めましょう。

紙コップを使う場合、 底から2センチくらいの高さを残して、余分な側面をカットしておくと作業しやすいですよ(^^)
また、複数人で作業をするときは、蝋を溶かしている間に手の空いている人はデザインを考えておくと時間のロスがなくていいと思います。
飾りは、型に蝋を注いだ後、上に乗せてゆきます。
そのため、デザインを考えた後は一度型から飾りを出します。乗せるときの参考に使う場合は、写真を撮っておくといいです。
ちなみに、デザインするときの重要ポイントがあるので肝に銘じてください。
飾りを蝋に入れると沈みます!
そのことを考えて高さを意識したデザインを組まないと、 折角のお花が蝋に埋まって何も見えない…なんて仕上がりになりかねないので、注意と工夫が必要です。
裏技的なことを言うと、下に不要な葉っぱを置くことでメイン装飾の土台を作ることができます。
この葉っぱとかで作る土台で、蝋の深さ半分くらいの高さを用意すると、メインのドライフラワーなどが表面に浮かんで綺麗に仕上がりますよ(^^)
これを知らずに作ると、見事に沈んでしまって残念な気持ちになります。。。
蝋に直接配置する前に、高さを意識した練習をした方が、飾りを無駄にしなくて済むので安心です。
蝋を溶かしましょう
小鍋に蝋を入れて、湯せんで溶かします。
蝋は200度を超すと発火する恐れがあるため、直火は避けた方が良いです。
深めのフライパンなどにお水を張って加熱し、その中に小鍋を入れて蝋を湯せんしました。

私が利用したキャンドルサシェ用の蝋は、下の画像の中央にある一辺が5センチ少々の立方体だったので、溶かすのにかなり時間が掛かりましたが、少し溶け始めるとスルスル液体化し、見てい て楽しかったので良しとします。笑

香り付け&型に蝋を入れましょう
溶かした蝋にアロマオイルを入れて香りをつけます。
お鍋に直接入れてもOKですが、作るサシェがすべて同じ香りになります。
型に移してからオイルをたらして割りばし等で混ぜると、1つずつ好きな香りにできます。
1つずつの注意は、アロマオイルを垂らすと温度が下がるため、水滴の形で蝋が固まりやすいです。
対策としては、シンプルですが垂らしながらよく混ぜると、概ね混ざりましたよ。
型に入れる蝋の目安は、高さ約1センチ。
厚すぎると飾りが埋まります。薄すぎると完成後に割れやすくなります。
飾りを乗せましょう
型に注いだ蝋に、事前に考えたデザインを参考に飾り付けしましょう。
蝋が液状の時は飾りを動かすことが出来ます。
ただし、飾りについた蝋は固まると白くなります。
綺麗に仕上げたい方は、少し注意が必要です。
(作業してるときは透明なので、花びらに蝋が付いていることに気付かず、固まった後ガーンとなったりします。。。)
先ほどもお話ししましたが、 沈むので入れる順番も気を付けてくださいね(^^)
実際にやってみて、一番驚いたのが沈みっぷりでした。この作業は、重力に忠実です。
一部固まり始めると、あっという間に動かせなくなります。スピードも意識して作業しましょう!
電子レンジで加熱すると再び溶けますが、電子レンジの中にアロマオイルの香りが広がります。。。
固めましょう
デコレーションが終わったら、蝋が固まるまで待ちます。

リボンや紐を通す場合、少し固まったくらいのタイミングでサシェ上部にストローを刺すと、穴をあけることが出来ます。
型から外しましょう
固まったキャンドルサシェを型から外します。
側面に空気を入れるようにして型の上部をたわませて一周すると、簡単に外れます。
紙コップなどを用いた場合は、型を破いてしまうのも手ですね。

穴をあける場合、刺しておいたストローを抜きましょう。
一度底までグッと押してから抜くと、必ず穴が貫通します。
リボンや麻ひもを通して、可愛く結んで…

完成です♪
まとめ
4人で4個ずつ作成して、合計1時間~2時間程度かかりました。

紙コップを使うとデコレーションできる面積が狭いので、千日紅のように、お花の種類を揃えた方がインパクトが出てよいと思います。
ミニバラを主役に、カスミソウの立体感と八角のゴールドでオシャレ感を足したこちらのデザインが一番のお気に入りです。
手前味噌ですが、初めて作った割には上手にできた気がします♪
作ったサシェは、玄関やトイレに飾っています。
クローゼットに入れたかったのですが、繊細な仕上がりのため、我が家のごちゃっとしたクローゼットに吊るすと壊れそうなので…
残念ながら、香りは空間に広がるほど強くなく、目で楽しむインテリアという感じです。
紙コップにアロマオイルを10滴垂らしてもこの香りなので、相当多めに入れないとサシェとしての役割を果たすのは難しいかも?
ハンカチや下着を入れる小さな引き出しレベルであれば、香りを楽しめそうな気がします。
見た目のオシャレ度が半端ないキャンドルサシェ。
自分用にはもちろん、女友達や会社の同僚への贈り物にもぴったりですね。このアイテムはなかなか人と被らないと思います。
相手の好きそうな色合い・香りで作ると、より一層喜んでもらえるのではないでしょうか。
以上、キャンドルサシェの手作りレポートでした♪