はじめてビジネスクラスに乗りました。
- 座席周りの快適な設備
- 驚くほど美味しい食事
- CAさんの素晴らしいホスピタリティ
衣食住ならぬ食住・心が揃い、夢見心地のフライトでした。
約13時間のロングフライト。疲労が心配でしたが全く疲れませんでした。
驚きの空飛ぶくつろぎ空間をご紹介しますね。
Contents
座席
今回利用した機体はB777でした。座席はこのようなタイプです。

一列に四席並んでいました。座席は斜めではなく、まっすぐ配置されています。
中央の二列席でしたが、席の間にテーブルがあるため、となりと会話をする際は体ごと顔をのぞかせる必要アリです。
食事のときはお話ししづらくて物足りなかったかも。
とはいえ、いくら夫婦でも10時間を超えるロングフライトなので、結果的には半プライベート空間で良かったです。
アメニティ
これも楽しみの1つでした。Cielさんのブログで拝見し、ビジネスより上位のクラスではこういうサービスがあるのか!と。
往路のアメニティは、グローブトロッターとコラボしたポーチに、雪肌精のハイラインの基礎化粧品が入っていました。
あとは、歯ブラシ・耳栓・フェイスシート。
セミハードのポーチは中に柔らかいチューブのお薬とか入れるのに良さそう。
ここでいただいた歯ブラシがホテルで大活躍しました。
寝心地
ビジネスでも大半の機体でフルフラットになることを知らなかったので、寝心地の良さに興奮しました。
下に敷く簡易マットや、ふかふかの枕と毛布。
空飛ぶベッドと言っても遜色ないです!
- フルフラットで眠れる
- 横になると通路や隣の座席から顔が見えない
- 細かくリクライニング調整可能
- 縦のスペースがかなり広い
ゆっくり快眠できたので、到着後の疲労がほとんどありませんでした。
エンターテイメント
画面が大きく、映画の字幕もよく見えました。
タッチパネルの感度もそこそこ。
使い勝手が良く、暇つぶしに最適な設備でした。
ヘッドフォンもエコノミーとは少し違うグレードで、耳や頭部の違和感もなく使うことができました。
食事
ウェルカムドリンク
まずはウェルカムドリンクとして、可愛らしいサイズのシャンパン(スパークリングワインだったかな?)をいただきました。
ノンアルコールも選択肢にありましたよ。たしかオレンジジュースだったかと。
Dinner
搭乗後しばらくすると、夕食の時間です。
和食・洋食(肉・魚・ベジタリアン)の4種からコースメニューを選びました。
わたしはお肉をチョイス。これからアメリカでお肉をたくさん食べると分かっていても、美味しそうだったので。
前菜、副菜、スープ、主菜、デザートと、立派なフルコース…!
前の座席から引き出し、広げるタイプの机も広くて驚きました。
大きなお皿でサーブされた料理を、マイペースにゆっくり食べても机が渋滞しません。
ANAビジネスクラスでは、路線によって有名シェフとコラボレーションした特別メニューを提供しているそうです。
わたしたちはフランスの予約が取れないレストランとコラボしたメニューをいただきました。
飛行機の中で食べていることを忘れそうなほど、美味しくて感動の食事でした。
メニューに合わせてシャンパン・ワインを何杯か頼みましたが、お願いしてからサーブされるまでが早く、自分が狙ったペアリングをタイムリーに楽しめました。
本当に空の上とは思えませんでしたね。
ビジネスクラスってすごいんだなぁと、今後の人生が少し変わるのではないかと思うほどの感銘を受けました。
お好きな時に
夜中(なのかな?)に目が覚め、スッキリしたものを口にしたくなり、スプライトとフルーツをオーダー。
よく冷えたカットフルーツがとても美味しく、普段よりも優雅な目覚めとなりました。
この頃、ラーメンを頼んでいる人もいて、わたしも復路では必ず頼もうと決意しました。
朝ごはん
現地に到着する少し前に、朝食の時間がありました。
こちらも和食・洋食から選ぶスタイルで、洋食をいただきました。
大粒の具材がのったホワイトソースのドリア。
とくに貝が美味しかったです。ぺろっと完食です。
先ほどいただいたものと同じフルーツを再び。
全体的に素晴らしく美味で、このためにまたビジネスクラスを利用したい!早く次の旅行を決めたい!と感じました。笑
日本で積まれた食材だから、という点もあるのでしょう。
サービス
わたしは学生の頃から、日系エアラインのCAさんの素晴らしいところは、
- 日本語が通じる
- おもてなし精神
この2点に尽きると感じていました。
今回の旅で、その考えが確かなものとなりましたし、新婚旅行のフライトにANAを選んで本当に良かったです。
離陸前
席に着くと、エリアを担当するCAさんがご挨拶に来てくれました。
その際、自然に新婚旅行という話にたどり着いたり、座席にて2人の写真を撮っていただいたり、少し背伸びをしたミーハーな私たちにフィットする接客をしていただき、登場直後からテンションが高まりました!
離陸後
食事においては先述のとおり、スピーディーかつ丁寧に、そしてステキな笑顔で注文に応えていただきました。
お皿を下げていただく際も「どうでしたか?」と話しかけていただき、お話しすることが好きなわたしは嬉しかったです!
有名シェフとコラボしたメニューのことも、CAさんに教えていただきました。
サプライズ
朝食後のひととき、ゆっくり過ごしていたところにサプライズが…!
なんとHappy weddingのデザートプレートをいただきました!
ファーストクラスのデザートでサーブされる、さくらのモンブランだそうです。
金箔があしらわれ、お祝いの気分が高まる見た目もさることながら、味・香り・食感が上品で美味でした。
CAさんが書いてくださったメッセージカードも、嬉しくて嬉しくて。
お話しする中で拾っていただいた情報から、わたしたちのためにサプライズのプレゼントをご用意いただいて、感無量でした!
往路の機内ですが、もう旅の7割は楽しんだ気分に。笑
まとめ
設備・食事・サービスすべて大満足のすばらしさでした。
たしか13時間のフライトだったのですが、そのうち持て余した時間は1〜2時間。
見たい映画があまり無くて、往路の鑑賞はボヘミアンラプソディーのみ。
座席の周りに荷物を入れておく場所がたくさんあったので、書籍でも持って行けばよかったです。
座席が広く、サーブされる飲食物は紙やプラスチックではない食器・カトラリーを使うため、家にいるようなくつろぎ感でした。
エコノミーとは別の乗り物ですね。
今回、オフシーズンということもあり、安く利用できて良かったです!(ANA旅作でビジネス・送迎あり・ウェスティン5泊で2人90万円くらい)
値段的には、ハイシーズンのエコノミーと変わらない気がします。
お仕事の都合が着くようならば、4月のオフシーズンを狙うのもアリですよ!!
今後も長距離路線はビジネスを利用したいので、旅費用に生活費を積み立てようかなと思いました。
ヨーロッパやアメリカ本土は遠いので頻繁に行けませんし、思い切って贅沢してみては?